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疝気
この病気は腹部内臓の病を起因をして、例えば胃腸病、虫垂炎、胆嚢炎、骨盤内臓器の病から起こるものです。
痛みは腰部から下肢に放射する事があり、単なる鈍痛から灼熱されるような疼痛まであり、また痛みに形容しがたい痺れや知覚異常が伴う事もあります。
このような痛みを疝気と称し、疝気が腹に入れば死ぬと古人は戒めたものです。
この「疝気」という言葉は西洋医学では使われなくなってはいるが、東洋医学では現在でも使われています。
疝気は主として腰の痛みを言ったのであろうが、同様の痛みは肩や腕にも起こります。
(上膊痛(じょうはくつう)といわれているものです)
しかし、胸部、腹部の諸臓器の病気のために、手足や肩、腰に放射する痛みを全て疝気と言っても差し支えは無い。
故に、疝気は時として、胆嚢炎、虫垂炎、癌のごとく相当警戒されねばならぬ危険な病気が含まれている事もあります。
延胡索(えんごさく)
延胡索一匁と胡椒一匁を煎じて飲むと良い。

独活(うど)
根を春の彼岸前頃に掘り、一昼夜水に浸してから皮を剥ぎ二寸ぐらいに輪切りにしてもう一晩水に浸したものを天日干ししてよく乾燥させ、煎じて飲むと効果あり。

大蒜(にんにく)
濡れ紙に包んで火中に炒り焦げない程度に焼いたものに砂糖か味噌を付けてたべると良い。

犬山椒(いぬざんしょう)
腰の痛みには葉と実を酢で揉みつぶし、痛む部分に貼り付けると効果あり。

山芋(やまいも)
茎と根を粉にして一回一匁ほどを日に三回飲むと腰の痛みに効果あり。


夏枯草(かこそう)
根、茎で薬湯を沸かし、腰部を温めると腰痛に効果あり。

糸瓜(へちま)
黒焼きにしたもの一匁ほどを酒と共に飲むと良い。

五味子(ごみし)
根、茎、実で薬湯を沸かして腰部を温めると腰痛に効果あり。

あけび
実と皮と茎を二匁ほど水で煎じて一日分とし三回に分けて飲むと良い。

猿捕茨 (さるとりいばら)
根と葉を五匁ほど水三合で二合ほどに煎じ詰め一日分とし三回に分けて飲むと良い。

弟切草(おとぎりそう)
全草を煎じて薬湯を沸かして腰部を温めると腰痛に効果あり。

投稿者 DASUTO
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