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赤痢

他の伝染病のごとく感染後にすぐ発病するのではなく、二日から十日の潜伏期間があり、最初は体全体が何となくだるく普段と変わった感じを起こします。
そして、食欲が無くなり頭痛が続き軽い熱がでます。
しかし、人によってはこのような症状が無く、すぐ赤痢固有の症状(悪寒や震えがあって高熱が出て同時に猛烈な下痢が始まる)を発症する場合もあります。
便は最初は普通の下痢状を成しているが、だんだん赤痢独特の粘血便になり、遂に膿さえ混じり排便のたびごとに耐えがたい腹痛と渋る感じとが伴います。
排便の回数も激しい時は一日数十回に達し、百回以上という事も珍しくはありません。
便は魚の臓腑の腐ったような状態を呈し、一種青臭い独特の匂いがあります。
下痢と同時に嘔吐のある場合もあります。
食欲は極端に衰え、下には舌苔が出来てきます。
尿は番茶色を呈して来る事もありますが、これは蛋白が加わってきた証拠で、腎臓炎を警戒しなければなりません。

このような症状を呈している場合は早急に医師の診断と治療を受けなければなりません。
薬草による治療は補助的なものと考えるのが妥当です。

梅干と生姜(うめぼしとしょうが)
生姜の絞り汁と梅干を粥の中に入れて食べると良い。
梅干(うめぼし)生姜(しょうが)

梅のジャム
作り方
青梅をおろし金で卸して、金属製で無い鍋(土鍋や瀬戸引き鍋)に入れて弱火にかけると、三~四時間ほどでドロドロの汁になります。
そのままでは酸味が強いので、梅二個に対して角砂糖一個の割合で混ぜて火から下ろして冷ます。
そうするとやや固くなりジャムになります。
それを毎食後二匙ほどずつ食べると良い。

大蒜(にんにく)
すりおろして大豆くらいの大きさに丸めてオブラートに包み一度に二個ずつ一日五回ほど飲むと予防薬として症状が軽い場合に効果あり。
大蒜(にんにく)

蓬(よもぎ)
一握りほどに対して水五升の割合で大きな鍋に入れてよく煮出し、その湯で座浴させると良い。
また、この湯を注腸するのも良い。
蓬(よもぎ)

芥子湯(からしゆ)
西洋芥子を五升の湯に茶さじ三杯ほど溶かし込み座浴させると効果あり。

投稿者 DASUTO

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